新米にんぷの日記

しんまいにんぷ

25w5th

今、斜め前のおじさんが「あ!そっか!」と

何か閃いたのか、解決したのか、うれしそうに独り言言ったのを聞いて

「はっ」とした。

 

前の私は、こうゆう人を見ただけで、“何かいいことあったんだ、良かった嬉しいな”

と感じる人間だった。

 

最近の私はいつもどこかで焦って、不安になって、疲弊して、暗い気持ちだった気がする。

 

だから、人のこととか気にしている気持ちの余裕がぜんぜん無かったのだ。

 

危ない!人生がつまんない、自分のことでいっぱいっぱいの人になっていた。

しかもそれに、ぜんぜん気付いてなかった。

ゆっくりゆっくり心が小さく、しかも内向きになってた。

 

 

妊娠からくる体の変化とか、急な環境の変化、本当に結婚生活と子育てができるのかとか、

赤ちゃんが生まれてきたら、自分の時間が無くなり、預ける間も心配になって、

本当に自分のことだけ考えてればいい時間が無くなって、

仕事をやめた外界から遮断された孤独の空間を想像するだけでどんよりした気持ちになってた。

 

やばい、ぜんぜん気付いてなかった。

めっちゃストレス感じてたじゃん!!

 

何食べちゃダメ、飲んじゃダメ、自転車乗っちゃだめ、あれはだめ、これはだめ、

この窮屈生活にも、耐えなきゃと本気で自分を押しつぶしてた気がする。

結婚したんだから、妊娠したんだから。って。

 

友達とも会いにくくなるとか、時間を気にせず遊ぶこともできなくなるとか。

旦那さんはこれからも仕事だって言って色々できていいな。でも私は

お母さんになるからだめだけどソレが私の仕事になる。

世のお母さんはみんなこれをやってるんだから私もやらなきゃ。

 

そんな考えでどんどん疲れていた気がする。

 

聴きたい音楽も無くなって、食べたいものも分からなくなって、飲みたいものも飲めないし。行きたい場所にはいけない。

 

はっきり言うと、こんなくそみたいなつまんない考え方してたら、

まじで生きてるのしんどくなるわ。

 

だめだめだめ。

絶対ダメ。

 

人生は楽しむためにあるんだから。

 

生まれてくる命をそんな重荷みたいに考えたら、

失礼だ。

 

新たなバディーとの新生活を楽しみにできる自分になれたらいいな。

ゆっくり。

8w6th

得意の面倒くさがり病がでてきた。


挨拶、入籍、引っ越し、結婚式、旅行、仕事、体調、報告


様々心配だし決めなきゃいけない、調べなきゃいけないことが沢山ある。


そして漠然とした不安。



授かり婚なんて言ったらみんなが心配するし、大丈夫なの?って聞いてくる。



悪いけど、大恋愛で結婚、お見合いで結婚、授かり婚で結婚、みんな上手くいくのも失敗するのも同じ割合で起きてるんだもん。


大丈夫アルヨ。


位にしか言えなくない?


太鼓判押されて結婚したって心が離れれば別れるんだもの。


みんな離婚前提で結婚する人なんていないし。


今は前を向いて、自分と彼を信じて

大丈夫アルヨ。

言い続けることしかできないわ。


7w6th

こんなIntensiveな付き合いってあるんだろうか。

 

この期間で付き合い子供をつくり引越しの準備をしてる。

 

人生の中でこんなにも凄い変化が起こる日が来ようとは。

 

関係の浅い彼を疑う事はとても簡単だ。

 

でも、もし本当に家族になるんなら嘘をつかない勇気を持って欲しいと思う。

 

裏切らない心の強さを持ってほしいと思う。

 

 いつか何かが起こったとしても

浮気=別れを切り出せる程状況はシンプルじゃない。

 

正直彼のダメな部分をみて彼もクズな所があるのだと安心した。

でもそのダメさは常にやられたらこちらのメンタルがやられてしまうものだから、勘弁してもらいたい。けど。

 

人間の弱さ、ずるさ、汚さにその人のドラマがある。

 

まぁキレイに纏めたらこんな感じだろう。

 

どうやったら建設的な会話ができるだろう。

3人の人間の人生の利益最大化ができるだろう。

 

これはもう私たち二人だけの話ではない。

どこまでその事を考え答えをだせるか。

 

子供が出来た時の彼の反応を見て私は純粋に嬉しかった。

それは私がほしい言葉をくれたから。同じ気持ちを持ってることにとても安心した。

 

でも、そんな模範解答は、気持ちが伴ってないのならやっぱり意味がなかったんだ。

 

模範解答を義務として言わせ、満足した私は一体なんなんだろう。

 

私から堕胎を希望すれば、彼は救われるんだろうか。

 

弱さを、一緒に乗り越え強くなりたいと思う。

家族になるって、味方になるって事だと思うから。

 

大人になると、みんな嘘が上手くなって、人の心のもろさを隠すために沢山嘘をつく。

 

それは至極当たり前の姿だ。

 

でも、嘘をつかないこと、自分の弱さを隠さない勇気を持ってる人は、自分を隠す人の何億倍もかっこいい。

 

 

 

彼は一体

どう思ってるんだろう 

 

7w4th

朝は2週間ぶりの検診。

帰国後は時差ぼけと、仕事と、疲れと、彼に会えない事と、この検診がストレスでずっと食べつわり状態。

 

今日全部が軌道に乗り大分身体も楽になった気がする。

 

 ところが一難去ってまた一難

 

彼の部屋に久々に行き、一人たまごクラブを楽しく読んでいると、私が寝るサイドの端に異様なオーラを放つ髪の毛が一本。笑

 

普通じゃ絶対気づかないのに、こうゆ時には気付くのって本当になんなんだろう。笑

 

黒。太い。ボブくらいの長さの髪の毛が。

 

DNA検査についてそっこー調べてしまった。

 

もう、こうゆう展開って私も大人だし飽きたんです。

 

彼のキャリアとかまじどうでも良くて、私が彼を選んだのは、人間的に面白いし尊敬できるから・離婚をしてるから少なからず若いそこらへんの男性よりマシ・ってところなわけで。

 

なのに、学生時代に浮気をする男性と付き合った事があり、その人の浮気の証拠を掴んじゃった時の、血の気が引き手足が冷たくなる感じ思い出しました。

 

久々に感じましたね。

 

実に11日間あってなかった訳ですから、何があっても変ではなく。

 

色々ぐるぐる考えたけど、めんどくさくなってすぐ寝てしまった。

 

疲れて帰宅した彼を捕まえて話すとかわいそうだから、とりあえず朝話したけど。

 

今ならまだ全部やり直しが効くと提案したけど、彼は結婚するの一点張り。

 

本当に心底思うのは、輝かしい年収(私にとって)と家庭と仕事がある人って本当に浮気すると思ってて。

 

その人達って、家庭も仕事も金も女もまるで全てを手に入れたつもりでるんるんしてるけど、実は本物の富も家族も愛も持っていない、心がスーパー貧乏人だという事に気づいてない。

 

目の前にあるものに感謝し、価値を見いだし、大切にする事が本当の豊かな人生なのに。

 

話しは戻りとりあえず、彼は何かの間違いだと言い張るのだから、今回は見逃そう。

 

ただ、誰かとフィジカルコンタクトなんて持とうもんなら豊洲の土の中埋めてやるぞと伝えた。

 

お金なんか要らないから、本当に普通の幸せな結婚がしたい。

 

前に先輩に「金は難隠し」にはなるよね。

と言われた。

 

もし私がお金が好きな人ならそれもわかるけど、私はお金のディスアドバンテージしか思い浮かばない。

 

不覚にも朝から泣いてしまったし。

お腹の赤ちゃんに対しだんだんと母性が芽生えてるのを自分でも感じる。

子供というか、分身というか、buddyてきな存在。

男の子だと思うんだよねなんとなく。

7w0th

日本に帰れるのが嬉しくて嬉しくて仕方ない。

 

これが社会主義か!と思うシーンは実際にはそんなになかった気がする。

 

お店が少ない事くらいかな。

 

でも、こんなにスペインやら、アメリカやらと散々戦ってもなお、彼ら頼みの観光システムがちょっと残念だったかな。

 

もちろん距離が遠いからアジア人向けに、とは言わないけど。

 

もっと門を開くべきだとおもった。

 

とにかく、日本に帰れるのが嬉しすぎて泪がでそう。

 

TAXIみたいな過激な運転をする白タクに空港まで送られて私は生きた心地がしなかったのでトドメを刺された気分。

 

でも、私はもう飛行機で遥か上空を飛ぶ鳥のように自由なのです。

 

はい。私はもうキューバにはいきません。

 

辛い思い出が7割を占めるから。

きっと後から美化されて五分五分になるはず。

 

噂のmorning sickness的な症状が始まり、お腹が減ると気持ち悪いから、ずっとクラッカーが離せず。

レモンレモンレモン!とレモンばっかり求めていたこの2、3日。

本当はキムチが食べたい。

 

本当に妊婦には大変しんどい国ですね。

キューバ

 

バラデロは素晴らしかったけど、次の旅行は是非どこかイージーなところに行かせていただきたい。

 

 最後にcasaのお手伝いの黒人おばちゃんが作ったお弁当を分けてくれたんだけど、あれが1番キューバで食べたものの中で美味しかったという。

なんちゅうこっちゃ。

 

黒人の人の手料理って初めて食べた気がする。

 

東京には美味しいものが沢山あり、差別もなく、事件も少なく、綺麗なものに囲まれてて、

 

これが私たちの当たり前だけど、当たり前のレベル高すぎるから、たまにこんなショック療法も悪くないはず。

 

有好有壞、どんなことも良い面と悪い面両方持ってるんだもん。

 

どっちが良いなんて私の知識では判断できないけど、やっぱり妊婦はハワイくらいがちょうど良いのではないでしょうか♡笑

 

もうすぐ飛行機はメキシコシティにむけ着陸態勢に入り、メキシコシティで8時間ゆっくりした後、ついに私は成田行きの素晴らし乗り物に乗って、我が愛すべき日本・東京に向かいます。

 

この事実だけで笑みがこぼれる。

日本で私を産み、育ててくれた両親に心から感謝するとともに、本当に日本を誇りに思う。

 

あと、彼が日本人で、子供も日本人な事が本当に嬉しい。

こんな風に考える人は多くないかも知れないけど、これは本当に幸せだし、ラッキーなことだ。

 

嬉しいなぁ嬉しいなぁ嬉しいなぁ。

 

 

もちろんキューバも良いところだったけどね😋

早くみんなの元へ帰りたいんです。

 

会いたい人たちが沢山いるってまじ素敵なことだ。

 

6w6th

無事に朝を迎えた。

十二時間寝たのなんて久しぶり!よっぽど疲れてたみたい。

 

朝の水風呂とご飯を済ませ、お金の件無事に解決した旨母と彼に報告。

母からは、「水泳のゴーグル借りたいんだけどどこにある?」っていう本当に心配してない事が伝わってくるメールが入ってた。

 

彼からはご飯まずいっていう内容に対し、「早く帰っておいで〜」の一言。

 

私の構って病は深刻だ。もっと心配してほしい。そして構ってほしい。笑

 

宿主なんて、私のこといちいちプリンセスって呼ぶし、何かあったらすぐに連絡して!ってすごい言ってくるし、私これ位で扱われても全然苦しゅうないんだけどな*(^o^)/*

 

このみんなの、「いい歳の大人なんだから」的な扱い!笑

本当に子供だわ。

 

【今日のテリブルガイ①】

ハバナ大にいたらツーリズムを勉強してるという25歳男子が学内のこと説明しだした。

まぁ学内だしいっかと思ってたら、学外にハバナ大のオリジナルドリンクがあると言い出し、まぁドリンクなら千円以内だろうと思い奢るつもりでいったら、案の定。コーラを水で割ったものを8クックで払わされた。笑

彼はきっと基督教徒だから、神様は君の事見てるよと念じといた。

 

【今日のテリブルガイ②】

ハバナの有名な波打ち際の防波堤が続く道路を写真と音楽を楽しみながら歩いてたらオジィが色々話しかけてきて、見るからに私のタクシー必要としてないのに

「タクシーが必要か?」

って聞いてくるから、

「いやいや、カサに歩いて帰るんだよ」

っていってそそくさ歩いてたら後ろから

キューバ人と話したくない奴がなんでキューバに来たんだ!」

って叫んできたので

「今お前と喋ってるだろーが!聞こえねーのか!」って言い返してやった。

 

【今日のテリブルガイ③】

プンスカしながらも海岸線を歩き続け、疲れたので防波堤で一休み。この防波堤は場所によって下が岩場になってて、瓶とかゴミが沢山落ちてるんだけど、人も降りようと思えば降りれるようになってる。

 

そして私は気持ちよくカリブ海を眺めてたんだけど、ふと200m位右の防波堤を越えた岩場にいる男性と目があった。

よく見ると‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

マスターベイティングしてるではないか‼︎‼︎

一人爆笑する私。

こんな面白いシチュエーションなかなかない。

まさかハバナの有名なこの場所で、こんなシーンに遭遇するなんて。

 

そしてあろう事かそれが終わった後、彼はうんこ座りしだしたのだ。

すごい。すごい。すごい。

 

その後夜に食べたロブスターパエリアのロブスターは食べられなかった。

 

②の発言はインドに行った時も全く同じ事を言われた。私の態度は無視するわけでも無ければ邪険にするわけでもない。笑顔で、要らないというだけなのに。

今度どっかで言われた時はもっと効果的な反撃をすべきだ。

 

悪阻なのか、夜くたぁっとしてしまい、

お腹減ったからご飯行く時宿主達が外で戯れてたんだけど、夜ご飯のレコメンをされそうになったから「スープとライスが食べたいの」っていったら「baby ask you to eat soup?」って言われて、悪阻ってそうゆう解釈なのかとおもった。

他のメンズ達も、「妊婦はレモンを絞ったスープだ!!体調悪ければ俺たちですぐに病院連れて行くから!」って、みんなに妊婦な事が知れ渡ってて笑った。笑

 

歩きすぎ+上記3名のクレイジーくん達のおかげで私は疲れすぎてしまい、夜は大変気持ち悪くなってしまいました。

 

早く寝ます。